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先日、大地主さんのところへ土地の相談にお邪魔した際にお土産にいただいた夏みかん。間違いなく普通の公園より広い敷地を散策しながらお話しを伺っていると何処からともなく香る濃厚な花の香り。色々な種類の柑橘の花が咲きみだれ、グラデーションのあるシトラスの香りとなって薫風にのってやってきます。そしてこのミカンの木は、奥様がお嫁に来た時に植えたものだと愛おしそうに何度もお話ししてくださる様子は、奥ゆかしい日本男性の長年連れ添った奥様への深い愛が感じられ、「リアル小津安二郎の世界だわ〜。」と独り感激していました。

「私が協力することで、KさんやMさんとあの場所で仲良く暮らし、皆がHappyになれれば」と仰ってくださり、久しぶりにHappyってこう言う言葉だったんだな〜と。

言葉が情報となりどんどん消費されるのが当たり前の時代、久しぶりに生きてる言葉が刺さりました〜わ。

小津安二郎の世界から、現実の世界に戻り。建築法や農地法もりもりのややこしや〜のジャングルを設計士さんや不動産屋さん、協力業者さんの力を借りて匍匐前進でただ今、進んでおります。